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蚊・害虫対策も化学薬品? |
蚊がわんちゃんの周りや自分の周りをぷ〜ゥんと飛んでいると本当に嫌ですよね。
人間にとっても刺されると痒くなったりする上にマラリアなどのとても恐ろしい伝染病の媒介原因になったりします。
わんちゃんにとっても蚊はとても恐いフィラリアなどの伝染病の媒介原因になったり、皮膚トラブルの原因になったりします。
そのことからとても多くの方がフィラリア予防と併せ日頃の蚊の対策を講じていると思います。
日頃その蚊対策の一つとして液体タイプや線香タイプの蚊取りを使われている方も多くいると思いますが、液体タイプの蚊取りや線香タイプの蚊取りの成分がどんなものなのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。
蚊取線香・蚊取用品の成分は身体に全く影響がないのでしょうか?
殺虫能力が非常に強いスプレータイプの殺虫剤であれば当然なるべく吸い込まないようにしたり、わんちゃんのそばでは使わないようにしたりしていると思いますが、蚊取線香・蚊取用品の場合あまり気にせず使っていることが多いのではないでしょうか。
特に無臭タイプのものだと吸い込んでいる意識すらないのではないでしょうか。
液体・線香どちらのタイプの蚊取りにも殺虫成分として一般的に広く使用されているのはピレスロイド系のピレスリン・アレスリン・フラメトリンなどの化学物質です。
これらの化学物質は戦前には一般的に使われていた除虫効果の高い天然の除虫白菊の成分を参考にして作られた化学薬品です。
もともと昔から蚊を除けるために使われていた天然の除虫白菊の成分は除虫白菊の花からわずか1%程度しか抽出することができないため、効率が悪かったこともあり人工的に作ることのできるピレスロイド系の化学薬品に替わっていった経緯があります。
確かにそれらの成分は人間に対しての害はとても小さなものだといわれていますが、影響は小さいながらも免疫機能にとって完全に安全なものではなく、免疫力低下や化学物質過敏症の原因になり、アレルギーやアトピーのキッカケとなることもあります。
その成分の影響は人間よりも身体の小さいわんちゃんにとってはどうでしょう…
特に人間の体重の10%にも満たない小さなわんちゃんであればなおさらです。
先にも書いた通り、合成殺虫剤成分のピレスロイド系の液体タイプの殺虫剤・蚊取線香やスプレータイプの殺虫剤は吸い続けることで化学物質過敏症や免疫力低下につながることや、アレルギー・皮膚トラブル・内臓疾患などの健康トラブルのキッカケになってしまうこともあると言われています。
また、蚊取線香に使用されている防腐剤・着色料・香料などには発がん性のあるものもあり、使い続けることで健康を害することにつながる危険もあります。
わんちゃんのために蚊や虫などをわんちゃんに近づけない対策をとってあげることはとても大切です。
その対策時に掛かるわんちゃんへの負担を少しでも軽くしてあげることもわんちゃんの健康生活ために大切になると思います。 |
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